2020年5月11~5月15日 見通し
先週の見通し振り返り
次週の見通し
ドル円 4時間足
環境認識(先週の値動き振り返り)
107.00から売られたが、一旦106.00+4時間足下降チャネル下限でサポートされ、
106.50からの戻り売りを崩して 107.00+4時間足下降チャネル上限を目指す動きになっている。
雇用統計では一瞬下にフェイクした後上昇する流れになった。
次週見通し
4時間足レベルでは下降トレンド継続中なので、上昇してきたら戻り売りを狙う
107.00と4時間足チャネル上限、そして先週足の高値~終値のゾーンには注意したい。
ただし、4時間足下降チャネルの値幅が徐々に狭まり、
ディセンディングトライアングルの形にもなってきている。
下降チャネルの上限を抜けると大きく上昇する流れになるかもしれないので、
チャネル上限を抜けて、107.50を上抜くようなことがあれば、
上昇トレンドに移行する可能性もある。
ユーロドル 4時間足
環境認識(先週の値動き振り返り)
先々週の大陽線をそのまま切り返す大陰線となった。
3週前に1.0780の安値をダマシで抜いて1.1000を目指すが、
先週はその1.1000のブレイクが再度だましになり下降の流れが発生
非常にトリッキーな動きになっており、機関投資家の動きが垣間見える。
現在は、4時間足の下降トレンドを一旦上抜いて、
再度平行チャネル上限を目指す流れとなっている。
次週見通し
下降の流れは一旦1.0780のサポートでストップしているが、
まだ1.1000からの売りと、1.0780の買いがぶつかってもみ合っている。
もう一度1.0780を目指して二番底になるか、このままもみ合いを上に抜ける用なら、
再度1.1000を目指してロング
ショートは非常に中途半端な位置になるので、
短期的に狙える場面だけに絞る。
ユーロ円 4時間足
環境認識(先週の値動き振り返り)
先週の頭、ドル円とユーロドルの値動きが下降で一致したことから、
ユーロ円は大きく売られることになった。
5週前高値から4月安値を一つの波と見れば、
フィボナッチでは61.8%とで綺麗なダブルトップを作って下落したが、
4月30日のロンドンフィックスの大陽線の勢いを警戒して、
売りで入ることができなかった。
一時的に戻してきており、週足レベルでは4月安値でサポートされている
次週見通し
日足レベルでは4月安値をブレイクしているが、週足ではサポートされているので、
売るにしても十分に戻してきてからパターンをしっかり確認して売りたい。
また、ドル円も一時的に戻してきているので、再度下落するならばドル円のタイミングと一致する可能性がある。
ドル円の戻り売りポイントには注目しておく必要がある。
まとめ
先週の雇用統計、アメリカの4月失業率は14.7%ということで、
世界恐慌以降最悪の数字になっているそうですね。
しかし、すでに織り込み済みだったのか、
雇用統計のFXの動きとしてはそれほど大きなものではなかったと思います。
実体経済はとんでもないことになっているのに、
各国金融機関がなりふり構わぬ金融政策を行っているので、
株も為替も動きが予測し辛い展開が続いています。
やはりこういう時は、様々な情報を仕入れても迷って意思決定が遅れるだけなので、
我々テクニカルトレーダーは、チャートから相場の行きたい方向を感じ、
抜けた方向へついていく、これを徹底すべきだと思います。
また今週も、リスクコントロールだけは忘れずに、頑張っていきたいと思います。
では!