2020年5月4~5月8日 見通し
先週の値動き振り返り
ドル円は結局2月安値を抜けましたが、そこからすんなり落ちずにトリッキーな動きとなった。
木曜日の月末ロンドンフィックスの影響が 大きかったか。
ユーロドルはチャネル上限を抜けて行くシナリオになった。
前週の高値も超えて、4月15日に付けた高値まで上昇した。
ユーロ円はユーロドルに釣られる動きで、同じくチャネル上限を抜けていくシナリオとなった。
こちらは前週高値でサポートされている。
次週の見通し
ドル円 4時間足
環境分析
106.90のサポートを日足レベルでブレイクし、そこから戻り売りが入ったが、
週末にかけて買い戻されて、週足では以前106.90を超えられていない。
しかし、3月高値からの売りの勢いは衰えていない。
見通し
106.50を背にダブルボトムが見える。
エリオット波動で言うと上昇1波と下降2波が入り、
上昇3波の途中で終わっているようにも見える。
先々週のもみ合いの壁はかなり分厚いと思うので、目線としては下落。
もしロングするにしても短期勝負を心がける。
もし4時間足のチャネルを超えていくようなことがあれば、4月高値を目標にロング。
先週半ばのダブルボトムを下抜けば、3月16日の安値までショート
ユーロドル 4時間足
環境分析
4時間足の切り下げラインを抜いて、4月14日につけた高値まで上昇
ただし、週足ではヒゲをつけて、その高値はブレイクできていない。
見通し
2月の安値がダマシになって上昇した後、
さらに4月14日の高値もダマシになって戻ってきている。
売りと買いの力が拮抗して、1.1000と1.0780の間でレンジになるかもしれない。
1.1000でレジスタンスされたら、一旦レンジ下限を目指してショート
もし上抜けたら、1.1030に注意しながら3月27日につけた高値まで狙える。
日足レベルでショートしてきた人達の逃げが入ってきているので、
勢いが衰えないようならロングを狙う。
ユーロ円 4時間足
環境分析
下降チャネルの上限を上抜いて前週の高値まで上昇した。
強い上髭を日本出して週足が閉じているが、上昇の勢いが強い。
見通し
上髭を二本出して引けているが、上昇の勢いが強く、ショートは怖い。
ロングも上髭二本の抵抗と、まだ116.10のブレイク起点に対して押し目が浅すぎるので怖い。
116.50あたりまで落ちてきて、買える形になればロングを狙う。
ショートは少なくとも118.00に到達して、売れる形になってから。
ドル円とユーロドルの動きに合わせて、短期で狙える形になれば、タイミングを合わせてロングorショートを狙う。
まとめ
先週の木曜日の動きでチャートの顔がかなり変わりました。
トレンドが出ているようにも見えますが、ドル円、ユロドル、ともに節目でサポートorレジスタンスされており、
ロングもショートも思い切って狙いにくい印象です。
もし打つなら、自分が自身を持って打ち込める形になるまでしっかり待って、
背中を預けられるポイントを確認してエントリーしたいです。
GW中なので普段とは違った動きをするかもしれません。
(東京時間のストップが溜まっておらず、欧州勢のストップ狩りが発動しない、など)
動きがおかしかったら、なるべく週前半は様子見に徹したいです。
では!